2023年1月13日金曜日

295.蒲郡竹島・西浦から熱田神宮

 「アカシア紀行・俳句」2022年12月29日(木)    前へ   次へ  

 長男一家3人の帰省を兼ねて、嫁の母上と合計6人で、蒲郡の竹島、西浦から名古屋の熱田神宮を訪ねました。熱田神宮は天皇の3種の神器のひとつでヤマトタケルを守った草薙剣(くさなぎのつるぎ)が安置されていることで有名です。

 蒲郡駅で11時集合し、長男の車でまず三河湾のリゾート地:ラグーナテンボスのおさかな市場を訪ね昼食をいただきました。3年目となった新型インフルエンザは第8波となりましたが、市場の人出もかなりありました。約20店舗がそれぞれの食べ物、料理を出していましたが、市場内を一巡後、寿司と天ぷらのセットとうなぎをいただきました。

 その後竹島へ移動し、藤原俊成公(定家の父、蒲郡国司)の銅像や餌に集まるかもめを見ながら海岸を散策後、蒲郡クラシックホテルの喫茶室でコーヒーなどをいただきました。

3時すぎ、西浦半島のグランドホテル吉慶にチェックインして、近くの海岸を歩きました。天気に恵まれ入江の波音のない穏やかな海を見ることができました。

 夜6時半頃岡崎の次男夫婦と高校生の長男もホテルにきてくれ、久しぶりに家族9人が揃って、海の幸の豊かな料理をいただきました。9時頃次男一家は帰り我々は3室に別れて泊まりました。


     竹島(クリックで拡大:以下同じ)           藤原俊成像




     かもめ                       西浦の入江




      俊成像かもめと望む冬の海        常朝

      目の前に赤き脚見す冬鴎         常朝

 翌朝7時半に朝食をいただき、9時チェックアウト後、名古屋の熱田神宮を訪ねました。10時半頃参道前の駐車場に駐車後、6人が市中とは思えない鬱蒼とした杜の参道を歩き、本殿に参拝しました。境内に多い大楠の一樹の枝からは、烏が参拝に並ぶ行列を見ていました。残念ながら有名な「草薙の剣」に因んだ草薙館は年末のため閉じられており、見学できませんでした。

 午後は名古屋地下街の食堂で名古屋名物という「あんかけスパゲッティ」などをいただき、再び車で名古屋をあとにしました。


     熱田神宮                      大楠




     参拝に並ぶ人見る寒鴉                 常朝

     倭健(ヤマトタケル)の剣を見たし冬の杜        常朝

 

   帰りは新名神・土山サービスエリアで休憩後、大津経由で奈良へ6時半頃着きました。
久しぶりの家族再会を兼ねた、初めての蒲郡、熱田神宮でしたがお天気にも恵まれたラッキーな旅でした。

(注:3種の神器の残りの八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居に安置されているとのことです)

2023年1月12日木曜日

294. 日本平から久能山

「アカシア紀行・俳句」2022年12月18日(日)    前へ  次へ  

 次男長女の大学ジャズクラブの定期演奏会(しずぎんホールユーフォニア:17:30~)に出席した翌日、次男、その長女、妻と4人で、日本平、久能山を訪ねました。
(長男とその母は高校サッカー試合で伊賀上野のため同行できず)

朝8時次男が車で我々のホテルシテオ静岡に迎えにきてくれ、孫(長女)と4人でに向かいました。
途中のコーヒー館エヴァーグリーンで朝食をいただき、9時半頃日本平駐車場に着き、階段を登って見晴台から雲に少し隠れた富士山を眺めました。
強い冬風に背中を押されながら見る富士の頂上は雲で隠れていましたが、待っていると雲が右へ動き雪の掛かった頂上を少し見せてくれました。

   (日本平から雲の富士:クリックで拡大:以下同じ) (日本平アンテナ塔)





     雪峰を少しずつ見す富士の雲        常朝

     寒風に音立つアンテナ塔高し        常朝

 その後、ロープウエイで久能山へ登り(実際は下り)東照宮にお参りしました。
来年(2023)の大河ドラマは「どうする家康」なので、割合多くの人がお参りしていました。長い石段を登って頂上の家康公の墓を参拝しました。

途中に船や飛行機のプラモデルの展示がありましたが、全国から宮大工など優れた職人をあつめたので、静岡がトミカなどのプラモデルの中心地になったとのこと。
ロープウエイから見る駿河湾には濃緑の雲の影が動いていました。

    (久能山)                        (東照宮本殿)




       (家康公御廟)                           (家康公遺訓)




     寒風に家康御廟へ押されゆく        常朝

     冬雲の影移りをり駿河湾         常朝

 その後、長女のアパートと大学を訪ね、グラデボール(Gradevol)でイタリアン昼食をいただき、3時半すぎ静岡駅から東海道線、名古屋から近鉄で奈良へ帰りました。長女とは静岡駅で別れ、岡崎へ帰る次男とは豊橋で別れました。(昼の新幹線の豊橋-安城間の架線事故で東京-新大阪間4時まで不通のため)

帰りは予定より2時間以上遅れましたが、お天気にも恵まれ、初めて孫のジャズ演奏会を楽しみ、おまけに日本平から東照宮墓地まで訪ねることができました。
(なお、次男の車は17日夜岡崎に帰ったため、日産レンタカー「セレナ」でした)