2018年5月12日土曜日

269. 奈良・桜井市の安倍文殊院

「アカシア紀行・俳句」2018年5月3日(木)    前へ   次へ

 ゴールデンウイーク後半の初日、曇り空でしたが、帰省中の次男一家と7人で、桜井市の安倍文殊院を訪ねました。目的は、孫娘の高校の合格祈願です。

 安倍文殊院は、大化の改新の645年創建された華厳宗別格本山の古いお寺です。
JR桜井駅の南約1キロにあり、車では165号線阿部交叉点の南約600メートルです。
我々は、2台の車で阿部交叉点の南400メートルを左折、第一駐車場でなく奥の山門前の境内駐車場に駐めました。

 入山料1200円を納めると抹茶の接待がある11時まで少し時間があったので、
祈祷受付所(本堂)で絵馬をいただき、テントの下の机で、孫娘がxx高校合格祈願と自分で書きました。
受験高校はいままで親にも明言していなかったようで、今回初めて希望を示したようです。
境内の古墳などを見学したら時間になったので、受付とは反対側の客殿に入り、室内で7人がならんで、お菓子の落雁と抹茶をいただき、本堂の普賢菩薩の前で僧から説明を受けお参りしました。

 本堂を出て、金閣浮御堂の前で7枚の祈祷札をいただいて、全員がそれぞれ7度の別々のお祈りを唱えて、浮御堂の回りを回りました。池には大きな鯉が泳いでいました。

 その後、入山受付の左側の丘に登り、安倍晴明の天文観測地から、花の広場を見下ろしました。
広場は秋にはコスモスの迷路になりますが、今は今年の干支である犬の絵が描かれています。

              (祈祷受付 右奥本堂:クリックで拡大:以下同じ)           
                (金閣浮御堂)
              (客殿)
              (客殿入口と本尊写真)
              (客殿の茶室)
              (おびんづる様)
              (花の広場の犬の絵)
              (安部晴明天文観測の地)
              (安部晴明天文観測の地2)

       七祈願七度巡る春の堂        常朝

       合格祈願絵馬に書く娘や花は葉に   常朝

 その後橿原神宮前駅のそばのロイヤルホテル8階で昼食をいただきました。
食後窓から景色を見ていたら、小学6年の孫(男子)が橿原陸上競技場のグランドでサッカー試合を見つけました。スマホで調べたら、奈良クラブと今治FCのJFL試合中(14時半~16時)とわかりました。

 孫は少年サッカーチームの選手なので参考になるだろうと、皆でホテルからグラウンドまで10分程歩いて、前半の終わりからサッカー試合を見物しました。
私達は奈良クラブを応援しましたが、結果は4対1で負けました。
テレビではサッカー試合を見ますが、生で試合を見るのは初めてで、応援団の歌や太鼓に迫力がありました。

              (ロイヤルホテル8Fから橿原神宮前駅)           
              (橿原陸上競技場)
              (サッカー場)
              (サッカー応援団と観客)

       高高とサッカーボール風光る   常朝

       サッカーの応援太鼓五月空    常朝

 ゴールデンウイークの暖かい日、孫娘の合格祈願と共にサッカー見物までできてラッキーな祝日でした。

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