「アカシア紀行・俳句」2007年4月8日
4月の花祭りの日、奈良明日香村の飛鳥蹴鞠(あすかけまり)を
見るために、義姉と石舞台の公園に行きました。
公園は広々とした芝生の庭で、すぐ横に蘇我の馬子の墓といわれる
石舞台があります。公園の周囲は大きな桜が見事に満開でした。
飛鳥蹴鞠は、日本書紀にある、飛鳥寺の槻の木の下で中の大兄皇子と
藤原の鎌足が蹴鞠を楽しんだという故事をもとに、数年前から
蹴鞠保存会の人々が再現したものです。
5人位ずつ2組に分かれて蹴鞠を競技として楽しむもので、
衣装や蹴鞠、靴なども飛鳥時代をしのばせるものでした。
蹴鞠の最初は大きな槍を庭の端に立てて、それが倒れる方向の
チームが先手となって蹴鞠を始めました。
槍倒し蹴鞠始まる花の庭 常朝
蹴鞠飛ぶ空にま白き大桜 常朝
(飛鳥蹴鞠)
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