「アカシア紀行・俳句」2007年3月10日(土)
3月のはじめ、車で吉野の金峰神社を訪ねました。
4月に会社の同窓会を予定していたので、下見が目的でした。
金峰神社は吉野の奥にある地主神を祀る神社で、義経隠れ塔や
国宝の藤原道長の納めた経筒などで有名です。
神殿も古く大きくはないがいかにも神さびた感じでした。
神社の左下方の義経隠れ塔を見上げていたら、弁慶の声が
聞こえそうでした。ここ吉野で義経は静御前と永遠の別れを
したあと、弁慶達と山伏姿で奥州へのがれていったのです。
神社の裏側の山道を20分ほど歩くと、西行庵に着きました。
男の人が一人きていたが周りは静かで馬酔木の花が供えてありました。
周囲を囲む山は芽吹きの淡緑色になっていました。
芭蕉の句のある苔清水に立ち寄って帰りました。
空耳に弁慶の声山桜 常朝
西行の眺めし稜線緑立つ 常朝
(義経隠れ塔)
(吉野西行庵)
0 件のコメント:
コメントを投稿