「アカシア紀行・俳句」2007年7月7日(土)
七夕の日、義姉たちと吉野・蔵王堂の蓮華会、いわゆる蛙飛び行事に
いきました。
これは吉野の蔵王権現に大和高田市奥田の蓮池から蓮の花を供える行事で、
その一環として蛙の姿になって鷲の窟から救われた男の故事を再現する行事
とのことです。駐車場に車を置き、右側が崖の紫陽花の咲く道を歩きました。
崖の上は狭い畑で、吉野の総門といわれる黒門に着きます。
ほおずきの植えてある黒門を過ぎると急に涼しくなりました。
午後1時頃から、蓮の神輿の行列がロープウエイ駅から、また
蛙の神輿が竹林院から、それぞれ蔵王堂へ向かうのですが、
我々は仁王門で行列を待ちました。
いよいよ蓮神輿が来ると、あたりは急に活気が出てきて、
若い人達の神輿は、仁王門の石段を駆け上がり、あっという間に、
門を越えて、蔵王堂へ向かいました。
我々も行列の後を追って、蔵王堂に行き、蛙飛び行事などを拝見しました。
崖上に畑ある吉野額の花 常朝
黒門を潜り涼しき吉野かな 常朝
蓮神輿駆け登ったる仁王門 常朝
(吉野・蔵王堂蛙の神輿)
(蛙飛び行事:蛙が僧から経を授かるところ)
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