「アカシア紀行・俳句」2008年1月25日(金)
正月の初天神の日、義兄姉らと大阪府・藤井寺市の道明寺天満宮の
初天神に行きました。
道明寺天満宮は西名阪高速道路の藤井寺ICを下りて東の、土師ノ里の
交差点の南にあります。
ここは昔土師氏の土地で、土師神社と土師寺があり、その寺に道真公の
おばの覚寿尼公がおられ、大宰府左遷の際立ち寄られた縁などから、
土師寺が道明寺となり、天満宮が祀られたとのことです。
明治時代の神仏分離令で道明寺は西に移され、尼寺となったようです。
我々が10時半ころ天満宮に着くと、すでに数十人の人達が、
梅の庭園の奥の赤い鳥居の前に並んでいました。
庭の梅も何本かは白や紅の花をつけていました。
11時から鷽(うそ)替え神事が始まり、縄の張り巡らされた本殿前の庭に
順番に入り、一人ひとりに10X15センチ位の紙袋が渡されました。
この袋に小さな木製の鷽の人形がはいっており、底に印があると
後で大きな金あるいは銀の鷽に替えてもらえるそうです。
「かえましょう」「かえましょう」の神官の声に合わせて、互いに袋を交換しました。
なんとなく気恥ずかしいので鷽を交換するときは、皆笑顔になっていました。
何十人かの人と交換後、笑顔に疲れて群集を離れて義兄と休みました。
太鼓の音で鷽替え神事は終わり、袋の鷽を見ましたが、高さ5センチ位の
かわいい鷽でしたが印はなくはずれ(?)でした。
その後、境内の盆梅展、骨董市などを見て、大和川北のシャロンで昼食後、
石川河川公園の鴨などを見て帰りました。
鷽替の笑顔に疲れ休みけり 常朝
和綴じ図書茣蓙に売りをり初天神 常朝
(初天神・鷽替え神事)
(初天神・骨董市)
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