「アカシア紀行・俳句」2014年4月6日(日) 前へ 次へ
夜の雨が残り、春北風の吹く寒い日曜日、いつものメンバー7人で、
4月の花々を見ようと、広陵町の馬見丘陵公園から広瀬大社を訪ねました。
9時前奈良を出て、天理から25号線を西へ、法隆寺東交差点を南下して、
馬見丘陵公園の北駐車場に着いた10時前は、雨が止んでいましたが、
天候が不安定で、しばらくは降ったり止んだりでした。
公園の北エリアはチューリップの花祭で、広大な丘に色とりどりの
チューリップの花壇が美しく配置され、ふもとからはまるで花の虹の
ように見えました。
花壇に一部は小学校の学童が球根を植えたそうです。
チューリップ花壇には、種が飛んできたのでしょう、ナズナや菜の花が
紛れ込んで咲いていました。
花見茶屋「Cafe' +f」のそばのテントでは、広陵町、葛城市、香芝市、御所市、
大和高田市などの特産品売店があり、葛城店で小麦餅、大和高田店であんぱん
などを買いました。
その後、トンネルを通って、中央エリアに移動しましたが、
ハナミズキなどはまだ早いので、満開の桜や、土筆を見ただけで、
駐車場に戻り、車を前池の北側に移動、池の鴨や桜を見ながら、
天神社、宇賀神社などを参拝、散策しました。
土手の寄せ仏のそばには、ワラビが伸びていましたが、芦の角はまだでした。
チューリップ花の虹なす園の丘 常朝
チューリップ花壇に紛れなずな咲く 常朝
(馬見丘陵公園プレート:クリックで拡大:以後同じ)
(案内図)
(花の広場)
(桜とチューリップ)
(葛城市などの売店)
(前池)
(天神社)
法隆寺東の「さと」で昼食をいただいたあと、広陵町の広瀬大社を
訪ねました。
広瀬大社は、2月の砂かけ祭で有名な神社で、廣瀬大忌神 (ひろせおおいみの
かみ)、櫛玉命 (くしたまのみこと)などを祀る旧官幣大社です。
境内に入ると、ちょうど周囲の桜が春北風に散って、花吹雪となりました。
境内真ん中には沢山の菖蒲の苗鉢がシートで作られた浅いプールに、
ぎっしりと並べられていました。
真中の大きな橘は実が沢山付いており、右手の神馬堂には、神馬像が置かれ、
砂かけ祭の砂が、背中や腹に付いていました。
左手の池の奥の桜の木の下では、2、3組の花見客がバーベキューや
ピクニックを楽しんでいました。時々子供達が飛ばすシャボン玉が
池の上まで飛んできました。
その後、左手の春泥の道を石の太鼓橋まで移動して、
大和の春の景色を眺めました。
花吹雪斎庭にありて昂ぶれり 常朝
春祭の砂背に残し神馬像 常朝
(広瀬大社:クリックで拡大:以後同じ)
(説明板)
(たちばなの木)
(水足神社)
(花びらの池)
(太鼓橋)
その後、斑鳩町三井のCafe Oneで小句会後解散しました。
その頃は、青空が見えるほど天気は回復していました。
上空に寒気があるためか、やや風と雨模様でしたが、
チューリップの花園と満開の桜、花吹雪など、4月らしい花づくしの1日でした。
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