天気に恵まれた暖かい彼岸中日の翌日、 いつものメンバー6人で大阪・四天王寺彼岸会を訪ねました。
四天王寺は推古元年(593)聖徳太子が鎮護国家と衆生救済のために四天王を安置して
建立されたと伝えられる寺です。
四天王寺彼岸会は3月17日から23日までですが、21日は連休の最後の日でもあり、
おおぜいの参拝客でにぎわっていました。
我々は都合で電車組と自動車組に別れて10時頃四天王寺南門に集まりましたが、
近くの駐車場がすべて満車で、自動車組の駐車と入山が遅れたため、別行動となりました。
まず亀井堂を訪ねて、経木の水供養を参拝しました。
多くの人が(多分)桧の薄い経木(きょうぎ)に供養者の名前などを書いて受付に渡すと、
束ねられて順番を待ち、机に置かれます。
ときおり風が経木を飛ばしそうになると手で抑えていました。
堂守が順次経木にある供養者の名前を読み上げ、亀形の水盤に投げ入れ水供養として
流します。水盤の中はすでに経木で一杯でした。
供養者は常に20~30人がそれぞれ経木を持って並んでいました。
亀井堂の前に大きな池があり、真ん中の石台に亀がずらりと甲羅干しをしており、
数匹が力を抜いて浮かんでいます。
子供達がパン切れを投げますが、亀達は殆ど無視していました。
また石橋の西側の石舞台では彼岸会を知らぬげに鳩が遊んでいました。
広い四天王寺の北側は、30以上の屋台(干し店)がならんで、広島焼き、わかさぎ天ぷらなども
売っていました。
六時礼讃堂にお参りし、しばらく干し店などを見物後お寺を下山して、
自動車組は阿倍野ハルカス19階のマリオット都ホテルのラウンジで、
また電車組は東側の天王寺都ホテルでそれぞれ昼食をとり解散しました。
春らしいお天気に恵まれ、彼岸会の善男善女に囲まれた一日でした。
また私は日本一高いビルである阿倍野アルカスは今回始めてだったので、
19階から春の日差をあびた大阪のビル街や周囲の山々を楽しむことができました。
水供養の経木持つ列彼岸寺 常朝
干店の公魚美味し彼岸寺 常朝
日本一のビルに樹林も彼岸晴 常朝
(四天王寺の干店:古道具屋:クリックで拡大以下同じ)
(わかさぎ天ぷら屋)
(亀井堂)
(経木持って並ぶ人達)
(六時礼讃堂)
(北鐘堂)
(パンを無視する亀達)
(四天王寺境内図:クリックで拡大)
(四天王寺説明書:クリックで拡大)
(阿倍野アルカス19階から北-天王寺公園など)
結局、駐車場は四天王寺から北へ歩いて10分位の、
谷町筋・生玉公園の南200メートルくらいのリパーク生玉第二にしましたが、
帰る時は中門の東側、谷町筋金剛組の前からメンバーを乗せ、阿倍野ハルカスの駐車場に
移動しました。
ハルカスの駐車場は、あびこ筋の天王寺都ホテル駐車場入口を通って、
再びあびこ筋の南側を東から西へ進まないと入れないのでややこしかったです。
そのため2つの都ホテルを同じホテルと勘違いしメンバーに迷惑をかけました。