「アカシア紀行・俳句」2019年4月3日(水) 前へ 次へ
4月初旬の戻り寒ながら良い天気の日、京田辺打田(うっだ)から観音寺をいつものメンバー3人で訪ねました。目的はつくし取りと菜の花畑です。
奈良を10時頃車で出発、京田辺市打田の旧峠道の北側の棚田(羽川口)に11時前着きました。
1週間ほど前に、土手に土筆を見つけたので、とりあえず土筆採りを目的に来たのですが、
土手とその上の20坪位の休耕田(畑?)には、採りきれないほどの土筆が出ていました。
少し時期が遅いので伸びすぎてひょろっとした土筆を採り始めると、上の藪から鶯の声が聞こえ、燕が一羽飛んできました。おそらく巣作りの土などを探しにきたのでしょう。
土筆の周りには、日本たんぽぽやレンゲが咲いて、まさに日本の春でした。
以前見に来た炭焼窯はありましたが、ここ数年炭は焼いていないようでした。
その後、三山木駅南のこぶや亭で寿司定食をいただき、観音寺を訪ねました。
観音寺はお水取り・松明用の二月堂への竹送りで有名ですが、今頃は周囲の菜の花畑がほぼ満開で、数十人の家族連れなどが菜の花を見に来ていました。
(こぶや亭)
(こぶや亭メニュー)
(観音寺)
洛南の棚田狭しと初燕 常朝
土筆あまた峠の道に日と風と 常朝
お寺の放生池には緋鯉や、錦鯉が数十匹泳いでおり、女の子達が、手を叩いたり、菜の花を振ったりして鯉を呼んでいました。
菜の花は1日から7日までは摘んでもよいようです。
本堂にお参りしてから、菜の花を見て奈良へ帰り、奈良公園の桜などを車中から見ました。浮見堂のある鷺池を反時計回りに進むと、辛夷の白い花が満開で、桜もほぼ満開でした。そのあと、東大寺南大門の南を右折、水屋神社の西を北上し若草山の麓の道を
南へ進むと麓にも桜があり、ここもほぼ満開でした。
県庁東交差点を北上し押上町の天極堂で「そばきり」をいただいて解散しました。
(観音寺の桜)
(菜の花畑)
(天極堂)
女童の菜の花振りて鯉を呼ぶ 常朝
竹送りの寺の参道蕗の花 常朝
風があって少し寒いでしたが、洛南の棚田の土筆や菜の花畑を楽しめた一日でした。
0 件のコメント :
コメントを投稿