「アカシア紀行・俳句」2008年6月21日(土)~24日(火)
梅雨の晴間をぬって、妻、次男一家4人、次男の妻の母上と北京に
4日間の旅をしました。
旅程は子供2人の次男夫婦の希望をいれて、北京在住の長男夫婦が
実にきめ細かく作ってくれました。
総勢は日本から7人、北京一家の3人、それに2日目からは、
長男がいつも通勤でお世話になっている運転手さんとその知り合いの
運転手さん合計12人の団体旅行になりました。
初日は、現地時間16時に着いた北京空港からHISのリムジンで送られた
ホテルに長男一家が迎えにきてくれて近くの四得公園にいきました。
子供たち3人を遊ばせるのが主な目的ですが、大きなゴム製の動物遊具、
光線銃つきの小列車、ゴムボールに乗る池など珍しいものがありました。
夜は近くの紫金府で初めて本格的な中華料理をいただきました。
このとき長男夫婦の子(男6才)が母親から頼まれて、店員の女性に、
中国語で「果物がありますか」と聞いてくれ、皆が杏(あんず)を
いただくことができました。
この子は北京の外国人向けの幼稚園で英語と中国語を習いました。
(というか、日本語が使えない幼稚園でした)
2日目は早朝から2台の車で北京市の北方、慕田峪(ぼでんこく、
Mutianyu)の長城に行きました。
7時半にホテルを出て9時前には長城下につくと、土産物店が20軒以上
あって熱心に客を呼んでいます。
我々は、リフトで長城へ登り、11時ころまで長城の上を歩いたり、眼下の
山々を眺めました。リフトで登る山にも栗の花が咲いて、桃の木には青い実が
なっていました。
下りはすべり台で滑り降りました。
ひとりずつ小さな船状の椅子に坐り、中央にあるブレーキ棒を倒すと進み、
引くとブレーキがかかる仕掛けです。約5分程で下に着きましたが、
スリルがありなかなか楽しい乗り物でした。
少し南の魚師傳で昼食後天壇を歩き、秀水街で買物をしました。
天壇は明、清朝の皇帝が天にお祈りをする場所だったようで、立派な円形の
建物がいくつもあります。出口の北門ではお年寄りが数人、琴や胡弓などの
楽器を演奏して楽しんでいました。
夕食は東三環長虹橋東南のレストラン「大董(だいとう)」での北京ダック
でしたが、そこのシェフが我々を調理場に案内して大きな炉でダックを焼いて
いる所を見せてくれ、また部屋で目の前で調理をしてくれました。
3日目は天安門から故宮博物院を歩きました。
4歳とほぼ2歳の子供が歩きつかれたので交替で抱いて歩いたのも
良い思い出です。
京味面大王でジャージャーメンをいただいたあと、胡同(フートン)という
古い町並みを5台の人力三輪車で約1時間かけて回りました。
先頭の一台は案内役の女性で日本語で説明してくれました。
途中四合院と呼ぶ民家の中も見せてもらい、北京の人々の生活の一端を
のぞきました。
のち長男一家の家(マンション20階)を訪ね、北京オリンピックの
鳥の巣スタジアムを見たあと、ショーつきのレストラン大宅門で夕食を
いただき、ホテルまで送ってもらい、一家と運転手さんと別れました。
4日目は6時半のリムジンで北京空港に行き、13時関西空港に着きました。
活気あふれる中国の首都を実感できた旅でした。
眼前に長城迫り栗の花 常朝
燕飛ぶ故宮の庭の人の波 常朝
(慕田峪の長城)
(天壇の龍の石段)
(故宮博物院・大和殿)
(胡同の街)
(鳥の巣スタジアム)
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