「アカシア紀行・俳句」2008年1月8日(火)
正月、妻、義兄姉らと奈良・新薬師寺の初薬師に行きました。
新薬師寺は、春日大社の南600メートル程にあり、バスでは
破石町(わりいしちょう)バス停から東へ徒歩10分ほどの、
ところにあり、国宝の薬師如来、十二神将などで有名な寺です。
すこし離れて西隣には奈良市写真美術館があります。
南門を入ると、広い庭の左右に山茶花が咲き、低い屋根の本堂が
どっしりと木々に囲まれて美しいたたづまいでした。
また本堂前には2本の幡(ばん:細長い旗)が建てられて、
その柱(幡柱)の頂上には青い龍が庭を向いています。
この日は、初薬師ということで、本堂に入ると、二人の寺僧が
法要の準備で燭台などを立てていました。
本尊の前に写経台があり、若い女性がオーバーを膝に置いて
写経していました。本尊にお参りしたあと、有名な
伐折羅(ばさら)大将などを拝見後、境内を散策して
地蔵堂などを拝見しました。
早くも庭の蝋梅が咲いていましたが風のすぎたあと、
ゆっくり揺れていました。
我々は午後の法要には参列せず、高畑町の「吟松」で昼食後、
さらに南の山中にある正暦寺を訪ねました。
幡柱の竜の青さよ初薬師 常朝
蝋梅の風過ぎてのち揺れゐたる 常朝
(新薬師寺)
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