「アカシア紀行・俳句」2006年9月4日(月)
やや暑いけれど天気の良い日、奈良天理市の桃尾(もものお)の滝に行きました。
滝への道脇の左側の畑に猪の罠(わな)がありました。
このあたりにも猪がでるのでしょうか。罠は1.5メートル位の大きさの鉄製の檻で屋根のトタン石に川原石が数個のせてありました。
滝の周囲は涼しく、そばの岩には金彫りで南無妙法蓮華経の名号が刻まれています。
大国見山は滝の北方約1キロの高さ450メートル位の山ですが、かなり急な道を1時間かけて登りました。途中の龍福寺跡には沢山の石仏がありました。
頂上は名前のとおり、見晴らしがよく、奈良盆地を見渡せます。
また頂上付近には狼煙(のろし)岩があり、狼煙を焚くための小さな穴がありました。
しばらく頂上にいると「タタタタタ」と啄木鳥(きつつき)の音がしました。
名号を岩に金彫り秋の滝 常朝
啄木鳥や国見の山に狼煙岩 常朝
(大国見山の狼煙(のろし)岩)
(大国見山より天理市方面を望む)
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