「アカシア紀行・俳句」2006年4月20日(木)
風のやや強い日、京都木津市上狛の泉橋寺、高麗寺跡を訪ねたあと、
和束町の安積親王墓をお参りしました。
泉橋寺は木津川の北岸にあり、高さ5メートル近い、石の大仏(地蔵)が
桜の木に囲まれて座っておられます。
昔行基菩薩が、川や人々の安全を祈願して建てられたとのことです。
安積親王(あさかしんのう)は聖武天皇の第二皇子で、17才の若さで
なくなりました。藤原家に暗殺されたという説もあります。
お墓は茶畑になっている円形の丘の頂上にありました。
急な茶畑の中の参道を登ると、ときどき鶯が鳴いていました。
川守る石の大仏花の中 常朝
茶畑に参道険し皇子の墓 常朝
親王の墓に鶯明日も鳴け 常朝
(泉橋寺の石地蔵)
(安積親王墓)
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