「アカシア紀行・俳句」2007年7月21日(土)
蓮の花の咲く朝6時前から、義兄姉たちと奈良・喜光寺に参拝し、
暁天講座に参加しました。
喜光寺は奈良の西、阪奈道路に近い、菅原道真公が生まれた
菅原にある法相宗の寺で行基菩薩が建てたといわれています。
現在は、薬師寺の末寺となっています。
暁天講座は、早朝6時から7時までの約1時間、蓮の花咲く静かな
朝の空気の中、僧の法話をいただく講座で、19日から3日間開催
されています。
我々は法話の前の読経から、2、30人の人達と共に、本堂前の
長椅子に座りました。
6時から薬師寺の執事、狭川普文氏のユーモア溢れる法話があり、
何度も笑いながら拝聴しました。
その後、境内の数十鉢の蓮の花を見たり、睡蓮(未草)の池にある、
いつもは閉じられているお堂の中の宇賀神像を拝見したりしました。
宇賀神は頭は人に似て身体は蛇の形をした、高さ30センチくらいの
ちょっと不気味な神様で、農耕・商売の神様とのことです。
境内の人もだんだん増えて5、60人にはなったと思います。
8時ころから奥庭の庫裏で、茶粥をいただきお寺を辞しました。
その足で阪奈道路・東の平城京跡の朱雀門に行きました。
1998年に復元された門は、約10年経って色も落ち着き
周囲の景色に溶け込みつつあります。
そばの芦原で葭切(よしきり)が元気に鳴いていました。
未草開扉されたる宇賀神像 常朝
葭切や色落ち着きし朱雀門 常朝
(奈良・喜光寺の蓮)
(喜光寺の宇賀神像)
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