「アカシア紀行・俳句」2007年1月27日(土)
1月の寒い日、句会の先輩諸氏らと京都岩倉の実相院を訪ねました。
我々は京都駅からタクシーを利用しましたが、電車では叡山電鉄の岩倉駅が
最寄りと思います。
ここは鎌倉時代からの門跡寺院で、享保年間に本堂や四脚門、御車寄せが
京都御所から移築されたという格式高い寺院です。
四脚門を入ると、大きな桜の冬木があり、あちこちに傾きを防ぐ支柱がありました。
本堂は黒光りの板敷きで、美しい石庭がありました。
江戸時代から明治までの記録である実相院日記や広く砂を敷いた公家厠
(貴人のトイレ)など興味深いものがいくつかあります。
庭には寺山から下りて来た山雀が義姉の手から餌をもらったりしていました。
そのあと、近くの岩倉具視の旧居を見学しました。
門跡寺支柱あちこち日脚伸ぶ 常朝
実相院日記に色も春近し 常朝
(実相院の庭)
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