2008年1月14日月曜日

17.奈良・笛吹神社

「アカシア紀行・俳句」2006年2月20日(月)



 2月にしては穏やかな日、奈良葛城市の笛吹神社を訪ねて、
お田植祭を拝見しました。神社の庭に約20メートル四方を
竹(斉竹(いみだけ))で囲んで御田としています。
神事の最初に祝詞があげられましたが、音楽は太鼓と一本の笛でした。
その後、御田の4隅を鋤(すき)で掘るしぐさのあと、
2人が扮する黒牛が田の周囲を耕し、神官らが杉葉を束ねた
早苗を植えました。
笛吹神社という名前にしては、笛一本は質素に感じましたが、
旧村の鎮守の神社にしては格式のある神事を丁寧におこなわれました。
お田植神事のあと御供撒(ごくま)きがあり大勢の人々が餅まきを
楽しみました。私も後の方で2~3個お餅を拾えました。



        昼花火上がりて始む御田祭     常朝

        笛ひとつ笛吹神社の御田祭     常朝


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